立地企業インタビュー

誘致企業はすっかり「地元企業」となり、国内最大級のストッキング生産工場に。

アツギ東北株式会社むつ事業所 代表取締役社長/早坂 俊彦さん

ストッキング生産量、日本最大級の工場がむつ市にあります。

 私どもは、アツギ株式会社の生産会社として、おもにストッキングを作っています。その生産量はアツギ全社のほぼ半分を担っており、日本最大級と自負しております。また、原料の糸の加工から編み立て、縫製、染色、商品検品まで、全工程一貫ラインのある基幹工場という重要な位置づけの工場でもあります。
 業界としては、数年前の「ナマ足ブーム」や少子化など、厳しい市場動向ではありますが、近年は「おしゃれ」と「機能性」という、ストッキングの商品特性の原点に立ち返って開発したラインナップか好評です。急速に伸びる市場ではありませんが、消耗品なので安定市場であるとも言えます。デフレの世の中ですが、価格を下げずともお客様に選んでいただける、付加価値の高い商品づくりをポリシーにしております。

誘致から45年。「地元企業」と言えるくらい、地域に根づきました。

 むつ事業所はおかげさまで、操業を開始して今年で45年です。設立当時は高度成長期で、東北全体の開発のため、国策会社からの支援もあって実現したようです。最盛期には、東北6県で60カ所以上の事業所・工場があったといいます。その頃は、地方の人材が、人手不足の都会へ集団就職していた時代です。東北各地への進出は、その流れを逆転の発想で捉えたもので、「労働力の豊富なところに工場を建てよう」というねらいでした。
 むつ市を選んだ理由は、水と人材です。ストッキングは染色工程で質のよい大量の水を必要とします。また、労働力を確保するため、ある程度の人口のある都市でなければなりません。むつ市は、その両方を満たしてくれたのです。
 さすがに設立から45年ともなると、高卒で就職した方もすでに定年退職されている年月です。だから親子2代、さらには3代にわたってアツギで働いてるよ、というご家族までいます。誘致企業ではありますが、感覚としてはすでに地元企業として根づいたのではないかと思っております。





 

長い年月にわたって成長を支えてくれたのは、やっぱり「人」のチカラ。

 かつて、たくさんあったアツギの国内生産拠点は、現在、むつ事業所1カ所に集約されました。たくましく存続してきた理由には、やはり、青森県ならでは、むつ市ならではの良さがあったと思います。ポイントは「人」と「分散型の地域性」でしょうか。
 人については皆さん本当に「粘り強く」「実直で」「一生懸命」です。ここのように一貫生産する工場の強みというのは、商品改良におけるスピーディなフィードバックができることや、急ぎの発注に対応できることが挙げられます。ただそれは、対応できる「人」の力があってこそ。それを45年にわたって支えてきてくれた「人」の力に、ただただ、頭の下がる思いです。
 そして地域性ですが、青森県は一極集中じゃないところがユニークですね。歴史的・地理的な背景があるのでしょうが、県庁所在地以外のところにも人と産業が分散していて、むつ市は、私たちにはちょうどよい環境か揃っていました。行政も拠点を置いて対応してくれていますし、東北新幹線の全線開業のおかげで出張も便利です。つまり青森県は、県庁所在地以外にも、言うなれば「穴場」を見つけることができる、ということではないでしょうか。
 個人的にもむつ市は大変気に入っています。緑が多いし、食べものもおいしい。住むのに、ちょうどいい街だと思います。引退したらこのまま住んでもいいんしゃない、と女房と話したりしてるんですよ(笑)。


アツギ東北株式会社むつ事業所
〒035-0061
青森県むつ市下北町19-5
【本社】神奈川県海老名市大谷北1-9-1
【会社設立】1966年5月
【創業開始】1967年3月
【誘致年数】45年
【従業員数】1,835人(社員/契約社員/パート合計)
【事業内容】ストッキング製造。



 

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