立地企業インタビュー

カメラから、内視鏡へ。製品シフトという新しい挑戦を、黒石工場が成功させてくれました。

前社長・技術部エンジニア育成担当部長/神原 浩司さん

新しい分野を切り拓くために、変わらなければならない。20年目で求められた決断でした。

 オリンパス、といえばカメラですが、その技術から派生したのが医療用の内視鏡です。体内を直接観察しようとする器具自体は、古代ギリシャの頃から試行錯誤されてきた記録があるようですが、信頼に足る技術によって世界で初めて胃カメラの実用化に成功したのがオリンパスです。以降、オリンパスはトップランナーとして走り続け、現在、世界の内視鏡の7割のシェアを占めています。そして内視鏡はただ見ることに留まらず、処置具と呼ばれる器具と併用することで、治療そのものができるようになりました。この処置具を作っているのが、私たち青森オリンパスです。
 黒石市に工場が設立された40年前の時点では、コンパクトカメラやマイクロカセットレコーダーなどを作っていました。その後、1994年から内視鏡関連事業を始め、2000年ころに国内の処置具の製造を黒石に一括集約しました。開腹しなくても処置ができるという内視鏡のメリットは、患者さんの体への負担が少なくて済むこと、高齢化が進み需要の高まりが見込まれたことから集約することとなりました。





 

ミスが許されない医療器具の製造。まじめで粘り強い県民性が、クオリティを支えてくれています。

 2000年以降、おかげさまで処置具の生産は順調に拡大しています。処置具もどんどん進化して、その種類はいまや1000種類を超えています。より良い製造体制を整えるため、数年後には新工場も操業します。
 会社のスローガンは『全ては患者さまの笑顔のために』です。人の命にかかわる医療器具を作っている、という責任と使命がありますからミスは許されません。そういう意味では、青森の方のまじめで粘り強い性格は頼もしい限りです。一日に何百回と同じ作業をしても手を抜くことがありません。非常に信頼しています。40年前、ここに進出してきたときの経緯は当時の者がいないのでよくわからないのですが、いまこうして従業員の方と接していると人材の魅力を強く感じます。
 従業員は女性が6割、主婦の方が多いです。だから女性の働きやすい職場となるよう、いつも環境づくりを考えています。産休や育休もきちんと取ってもらっています。そしてまた職場に戻ってきてくれるので、離職率はきわめて低いです。ありがたいことです。

40年の実績から言えることは、青森県なら、進出企業にとってもメリットが大きいということです。

 ここは空港にも高速道路のICにも近いので、物流はもちろん、人材交流もスムーズです。内視鏡を開発する際、図面を起こして設計開発する部署が八王子にありますが、量産化にあたっては黒石工場の現場とのやりとりが必要です。そんなときも八王子や黒石に集まって会議をしています。グループ全体では海外にも工場がありますが、実際の距離からするとこうはいきません。質の高い人材と広い土地を低いコストで確保しつつ、会って会議もできる。進出企業としては大きなメリットです。
 環境としては暮らすには最高ですね。食べものがおいしいし、自然が美しくて祭りもある。桜、新緑、ねぷた、紅葉、どれも毎年楽しみにしています。雪も普通に暮らすエリアはちゃんと除雪されるので、思ったほど大変ではありませんでした。あと温泉!私は温泉が大好きなので、もう100カ所以上まわりましたよ(笑)。
 進出を検討されている企業の皆さん、青森県は大いにお薦めです。一緒に青森を盛り上げましょう。


青森オリンパス株式会社
〒036-0357
青森県黒石市追子野木2丁目248-1
【設立】1973年3月
【創業】1973年3月
【誘致年数】40年
【従業員数】613人
【事業内容】医療用内視鏡関連製品(医療用処置具製品)の開発・製造
2013年4月現在



 

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