立地企業インタビュー

優れた人材と充実したインフラで、世界のテクノロジーをリードする

エプソンアトミックス株式会社 取締役 粉末総括部長 志村 辰裕さん

世界中から求められるオンリーワンの技術と品質

 私たちは、きわめて微細な金属粉末を製造・販売し、それを原料に小型で多様な複雑形状の金属部品を安定的に量産販売している企業です。金属粉末部門は、世界でも当社だけが量産技術をもつアモルファス粉末や、独自の微細化技術による4〜10μmの非常に微細な金属粉末を提供し、お客様が業態に応じて自動車用ターボチャージャー部品や電磁材部品、シールド材などに加工しています。金属射出成形部門では、歯列矯正部品や携帯電話の蝶番(ちょうつがい)部品、ドットインパクト式プリンタのヘッドなど、高精度かつ高強度が要求される部品を、独自の技術による量産システムで製造しています。また、人工水晶部門では各種水晶デバイスの原材料となる高品位の水晶原石を製造し、国内外のさまざまな電気・電子機器に利用されています。
 金属の微細粉末と金属射出成形部品を一貫生産しているのは世界でも唯一当社だけで、各国の取引メーカーから高い評価をいただき、現在は東日本大震災による影響を乗り越えて、通常の供給体制を維持しています。


自社製微細粉末を使用し、三次元的な複雑形状の産業機械部品を安価に安定的に生産。高密度・高強度で、ゆがみの少ない成形体が得られる。


背後に八戸港を控え、八戸自動車道にほど近い、産業立地に恵まれた臨海工業地帯に位置する。

 

誠実で優れた人材が会社を支え続けてきた

 エプソンアトミックスは、金属粉末と人工水晶を主な事業とする旧アトミックスと、同じグループ会社で金属射出成形事業を主とする旧インジェックスが、2003年に合併して誕生しました。当初から八戸市に本社があった旧アトミックスと、長野県諏訪市にあった旧インジェックスは合併を機に、より効率的な経営に向けて拠点の集約化が検討されました。再認識されたのは、これまで積み上げてきた世界トップの技術力は何よりも地元の優れた人材があってこそという事実でした。また、八戸港エリアの充実した産業インフラを活用できたことは、言うまでもありません。生産拠点は、用地確保の面からも八戸に決定。設備投資や新規雇用の面でも、青森県や八戸市の積極的な支援によりさまざまな助成制度を活用することができました。さらに、事業所が一本化される2007年までの4年間に、地元採用された40名ほどが技術研修を重ねてきました。こうした地道な人材育成は、八戸発の世界オンリーワン技術がさらに飛躍する礎となりました。

恵まれた環境が育むチャレンジ・スピリッツ

 当社の従業員の9割以上は、地元八戸の高校や大学の卒業生です。大変に真面目で、黙々と仕事をこなす責任感の強い青森県民の人柄が、そのまま会社の底力となっています。また、青森県の中でも雪の少ないのが八戸で、精度が要求される素材産業にとって、湿度が低く降水量が少ないことも好ましい環境の一つといえますね。
 私は山梨県の出身で八戸暮らしは35年になりますが、魚介類のおいしさは格別で、今でも感動させられることがしばしばあります。新幹線も新青森まで延伸し、ますます便利に暮らしやすくなったこの八戸で、独自のテクノロジーをもとに今後も世界のナンバーワンを目指していきます。そんな可能性を語るにふさわしい土壌が、青森県八戸市にあると思います。


エプソンアトミックス株式会社
〒039-1161
青森県八戸市大字河原木字海岸4-44
【会社創立】1999年10月
【従業員数】280名
【事業内容】
金属粉末、金属射出成形部品、人工水晶原石の開発、製造、販売


人工水晶をつくるオートクレーブは総重量120t。設置にあたっては海上輸送によって港湾設備の整った八戸港から陸揚げされた。


平均5μmの大きさの金属射出成形用の極微粉末。不規則な形から、ほぼ球形に近い形まで、自由に形状をコントロールできる。

 

工業団地情報

マップで検索

三八地区 上十三地区 下北地区 中弘南黒地区 東青地区 西北五地区 三八地区 上十三地区 下北地区 中弘南黒地区 東青地区 西北五地区

条件で検索

分譲価格(m2
地域
立地条件
リース制度 指定なし
特別高圧 不可 指定なし

空き物件情報

物件タイプで検索

物件タイプ

マップで検索

三八地区 上十三地区 下北地区 中弘南黒地区 東青地区 西北五地区 三八地区 上十三地区 下北地区 中弘南黒地区 東青地区 西北五地区