立地企業インタビュー

優秀で豊富な人材が、進出の成功へつながった

多摩川精機株式会社 八戸事業所 常務取締役・八戸事業所長 正木 耕一さん

開発から生産まで、青森県を拠点に世界の先端ニーズに応える

 多摩川精機が戦前から航空機関連で培ってきた技術は、時代のニーズによって進化しながら、現在も主力製品を生み出しています。ハイブリッドカーに欠かせない回転角度センサや、工場設備用サーボモータ、そしてカーナビや新幹線などに搭載されている自動姿勢制御装置のジャイロなど、国内はもとより世界各国で標準仕様となっている製品を、八戸事業所から送り出しています。当社は、このような2次元・3次元の高精度な角速度の制御装置を開発し製造する、世界でも数少ないメーカーです。


緑豊かな環境の中にある八戸事業所には、モーションコントロール研究所が併設されている。


工場オペレーターのほとんどが若い女性たち。八戸で設計された製品が生み出されていく。

 

青森県人の気質が生んだ、きわめて質の高い人材

 私たちが青森県を選んだのは、すでに操業していた当社OBが経営する協力工場からの進出要請に加え、県と市の方々の熱心な誘致活動や設備投資、雇用に対する支援、税の優遇措置があったことがあげられます。
 もう一つには、本社がある長野県飯田市の人口は10万人ほどで、同業の競合社も多数あり、飯田に工場をつくっても新たな人材は望めないのではないかという見通しでした。一方、八戸市は人口24万人で、周辺地域を合わせた労働力人口も豊富であるという情報にも後押しされました。青森県なら優れた人材を確保しやすいのではないかと、そんな期待も決断につながりました。
 進出を決めてから、その期待は予想以上の成果となってあらわれました。現事業所には、当社の頭脳にあたるモーションコントロール研究所が併設されましたが、所属する40名のうち実に39名を地元の大学や高専から採用することができたのです。これは本当にありがたいことでした。さらに、工場で作業にあたるオペレーターも大変に優秀で、誠実で集中力に富んだ人材が、ほかの地域よりはるかに高い割合で集まりました。当社の製品づくりはきわめて精緻な作業です。きめ細やかな熟練の技が求められ、その適性において青森県の人材はとくに優れており、ここなら生産可能だという判断もできるのです。習熟度も高く、繊細で粘り強い社員には、大いに感謝しています。

美しい自然と豊かな食材、恵まれた立地環境とともに

 初めて青森に来て感じたのは、食べ物がおいしいということですね。米や魚はもちろんですが、野菜がとてもおいしい。人間にとって食べ物の楽しさに勝るものはありませんね(笑)。近くにはいい温泉地があり、景勝地の奥入瀬渓流、十和田湖もあります。歴史や文化にも興味深いものがたくさんありますね。
 この事業所がある八戸北インター工業団地も、美しい緑の並木道や公園、池などがあり、自然環境としては大変に恵まれています。また、八戸自動車道から車で3分というアクセスは、私たちの製品の物流体制の生命線でもあります。青森県のよさが、すべて立地環境にあらわれており、おかげさまで世界へ向けた青森県の技術が次々と生まれています。


多摩川精機株式会社 八戸事業所
〒039-2245
青森県八戸市北インター工業団地1-3-47
【会社創立】1938年
【八戸事業所開設】1999年11月
【従業員数】約650名
【事業内容】角度センサ、モータ、医療用トラックボール、サーボドライバ、車輛用センサ、自動制御装置の開発・製造
【本社】長野県飯田市大休1879


ハイブリッドカーに搭載されている回転角度センサVR型レゾルバ「シングルシン」。


ジャイロは、創立当初から進化を重ねて受け継がれ、現在も多摩川精機を支える技術基盤。

 

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